日本-デンマーク 国交樹立150周年記念プロジェクト

コンテンポラリー・オペラ「影(Skyggen)」は、2017年の日本とデンマークの国交樹立150周年を記念した、日本-デンマークのアーティストコラボレーションプロジェクトです。

原作は世界的に有名なデンマークの童話作家アンデルセンの残した「影」(1847年)。この”影”の物語をもとに、デンマーク在住の日本人作曲家の吉田文(よしだあや)、世界にも活躍の場を広げる日本人書家の中塚翠涛(なかつかすいとう)、そして新進気鋭のデンマーク人ビジュアルアーティストのマウヌス・ピンドらが初のコラボレーション。日本とデンマークのアーティストたちが創り上げる全く新しい形のコンテンポラリー・オペラを、アンデルセンの眠るアシステンス墓地内のチャペルにて2017年11月16日・17日の二晩に渡り上演いたします。

原作となるアンデルセンの「影」は、2016年にアンデルセン⽂学賞を受賞された村上春樹⽒の受賞スピーチにて取り上げられ、童話作家と名⾼いアンデルセンが残した最も解釈の分かれる異⾊作と⾔われ注⽬を浴びた作品です。今回のパフォーマンスでは、作曲家吉⽥⽂の独⾃解釈のもと、主⼈公と影の対話を通じた自身のアイデンティティーを問う旅路が現代⾳楽とともに描かれます。

ここでしか味わうことができない、アンデルセン×書道×現代音楽のコラボレーションによるコンテンポラリー・オペラを是非お楽しみください。

 

Artists

 

  • 吉田 文 / Aya Yoshida デンマーク在住、⽇本⼈作曲家。6歳より作曲を始め、2014年桐朋学園⼤学⾳楽学部作曲科を卒業。その後デンマーク⾳楽院作曲専攻修⼠過程へ進学し2016年に卒業、現在はフリーの作曲家としてデンマークを拠点として活動を続ける。これまでに⽇本をはじめ、世界各国でデンマーク放送交響楽団やCurious Chamber Players(スウェーデン)、Arditti Quartet(イギリス)など様々な演奏家やアンサンブルに演奏されている。またスカンジナビア各国で開催される次世代の作曲家が参加するYoung Nordic Music Daysにも2015,2016,2017と3年連続で選出されるなど、活躍の幅を広げている。
  • 中塚 翠涛 / Suitou Nakatsuka  書家。4歳から書に親しむ。 筆の弾力と墨の無限のグラデーションを楽しみながら、古典的な書法を習得。昨年末、パリで開催されたSociete Nationale des Beaux-Arts2016では約300㎡の空間に書のインスタレーションを発表し、「金賞」「審査員賞金賞」をダブル受賞。また、著書『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』(宝島社)シリーズは、累計366万部を突破。
  • マウヌス・ピンド・ヴィエア / Magnus Pind Bjerre ニューヨーク在住、デンマーク人ビジュアルアーティスト。2017年にニューヨークのパーソンズ美術⼤学院を卒業、現在は同大学で非常勤講師として勤務。作品は過去ウィーン国立歌劇場、デンマーク王立劇場、フランスのモネ劇場などの世界中様々な劇場や、ベルリンで行われるメディアアートの祭典であるトランスメディアーレやコペンハーゲンのドキュメンタリー映画祭のCPH:DOXなどで展示・上演されており、メディアから彼の作品は「まるで魔法のよう」「信じられないくらい美しい」などの評価を受けている。また2017年、デンマークで最も有名な芸術賞の⼀つであるReumert賞を、⾃⾝が制作に携わったオペラが受賞している。

 

Official Support Message from Nicolai Bergmann

今年2017年、私は日本とデンマークの外交関係樹立150周年の親善大使として、両国で数多くの興味深いプロジェクトに携わってきました。このオペラ「影」は、両国で活躍するアーティスト達が一緒に作り上げているという点に於いて、ひときわ意義のあるプロジェクトだと思います。
デンマーク出身である私は約20年間日本を拠点にフラワーアーティストとして活動し、常にクリエイティブで新しいチャレンジを続けてきました。そんな私が人生の半分ずつを過ごした日本とデンマークという文化の異なる両国のアーティストたちが一緒に生み出したこのオペラが上演されることを、私としてもとても感慨深く思います。またオペラ「影」の会場がアンデルセンの眠るコペンハーゲンのアシステンス教会であることは、日本の視点から見ると本当に特別で、注目に値すると思います。
みなさんの成功を心よりお祈りしています。

― フラワーアーティスト ・Nicolai Bergmann株式会社 代表取締役
ニコライ・ バーグマン

 

Performance Information

日付: 2017年11月16日(木)、17(金)
時間: 20:00-21:15 (19:30 入場開始、19:55 最終入場)
会場: アシステンス墓地内チャペル / Kulturcentret Assistens
住所: Kapelvej 4, 2200 København N, TEL : +45 35 37 19 17
料金: 一般 150 DKK/ 学生 100 DKK

チケットはこちら

*11/16の上演終了後にミニレセプションを実施いたします。(ワンドリンクつき)

Title:
「影」
Inspired by ハンス・クリスチャン・アンデルセン著、“影(Skyggen)” (1847)

Artists:
作曲: 吉田 文
書: 中塚 翠涛
映像: マウヌス・ピンド・ヴィエア

Singers:
影 [1st ソプラノ]: ビエトゥ・モアデール
人1 [2nd ソプラノ]: アンヌ・ソフィー・ヨート・ウルナ
人2 [メゾソプラノ]: スワファ・ソルハルスドッティル
人3 [アルト]: クララ・チョアセン

Musicians:
指揮: モーテン・リュロン
1st ヴァイオリン: サーナ・カホコネン
2nd ヴァイオリン: 安井 優子
ヴィオラ: イェニ・ロゥニング
チェロ: マリア・イサベル・イドルンド
フルート: マリエ・スンナースコウ
クラリネット: マリエ・ベッセンセン
パーカッション: インシェ・チェン

Others:
プロデューサー/演出: 吉田 文
脚本・構成: 吉田 文/ 佐野 俊輔/ ソシャ・テペロウスカ
演劇構成: ソシャ・テペロウスカ
照明デザイン: フレデリック・デール・ホウス
ビジュアルアシスタント: カトリーヌ・バレ・ヴィルべア
衣装: ヘンリック・ヴィブスコフ
ポスター/プログラムデザイン: 小栗 直人
配役・クリエイティブディレクター: ルイーセ・ゴーム
プロジェクトマネジャー: 谷本 明夢

Special thanks to: 青柳 ちひろ/ 小谷 絵里香/ 大芦 福代/ カイ・ロストラップ・イェンセン/ 久米 慶子/ ルーシー・ヤオ/ たねだ まや/ 安岡 美佳/ 坂牛 陸郎/ 井上 さつき/ SHIORI/ 足立 豊樹/ 針貝 有佳

企画・運営:
NPO Japanordic

後援:
在デンマーク日本大使館
*2017年日本・デンマーク外交関係樹立150周年特設サイトはこちら

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